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伊藤若冲
《紫陽花双鶏図》
  • 絹本着色
  • 一幅 139.4×85.1cm
  • 江戸時代中期(18世紀)
  • 米国・エツコ&ジョー・プライスコレクション
幻想の博物誌
京都の青物問屋の長男として生まれ、40歳で家督を弟に譲り画業に専念。40代前半から約10年をかけ完成させた「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅を相国寺に寄進した。写実と幻想を巧みに融合させ、濃密な色彩を使い精緻に描かれた花鳥画から、墨の濃淡を自在にあやつり、確かな画力を駆使して描かれた水墨画まで、個性的で多彩な作品を数多く遺している。
伊藤若冲
《象と鯨図屏風》
  • 紙本墨画 六曲一双
  • 各159.4×354.0cm
  • 寛政9年(1797)
  • 滋賀・MIHO MUSEUM
初公開
伊藤若冲
梔子くちなし雄鶏図》
  • 絹本着色
  • 一幅 85.8×43.1cm
  • 江戸時代中期(18世紀)
  • 個人蔵
重要文化財
曽我蕭白
《群仙図屏風》
  • 紙本着色 六曲一双
  • 各172.0×378.0cm
  • 明和元年(1764)
  • 文化庁
  • 展示期間:3/12 –4/7
曽我蕭白
雪山童子せっせんどうじ図》
  • 紙本着色
  • 一幅 169.8×124.8cm
  • 明和元年(1764)頃
  • 三重・継松寺
醒めたグロテスク
京都の商家に生まれ、伊勢や播磨を放浪した後、40歳を過ぎて京都に定住。18世紀京都画壇の鬼才たちの中でも、最も激烈な表現を指向した。20代後半には、室町時代の曽我派の直系にあたると自称して曽我姓を名乗った。漢画を学び中国の仙人や聖人といった伝統的な故事を多く描いているが、その表現は独創的で狂気に満ち、時に見る者の神経を逆なでし、混沌の渦へと落とし入れる。
長沢芦雪
初公開
長沢芦雪
猿猴弄柿えんこうろうし図》
  • 絹本着色
  • 一幅 104.0×37.7cm
  • 江戸時代中期(18世紀)
  • 個人蔵
みやこのエンターテイナー
京都・篠山の下級武士の子として生まれ、円山応挙に師事。応挙が創った写生画法を忠実にたどる弟子がほとんどを占める中で、大胆な構図と才気あふれる奔放な筆法で独自の画境を切り開き、エンターテイナー的な遊び心ある個性的な作品を多数遺している。
長沢芦雪
《白象黒牛図屏風》
  • 紙本墨画 六曲一双
  • 各155.3×359.0cm
  • 江戸時代中期(18世紀)
  • 米国・エツコ&ジョー・プライスコレクション
重要文化財
岩佐又兵衛
《山中常盤物語絵巻 第四巻(十二巻のうち)》
  • 紙本着色
  • 一巻 34.1×1259.0cm
  • 江戸時代初期(17世紀前半)
  • 静岡・MOA美術館
  • 展示期間:2/9 –3/10
執念のドラマ
戦国武将・荒木村重の子として生まれ、一族の滅亡後、母方姓「岩佐」を名乗り、京都で絵師として活動を始める。北庄(福井市)に移住し、20余年を過ごした後、寛永14年(1637)、三代将軍徳川家光の娘千代姫の婚礼調度制作を命じられ、江戸に移り住み、そこで波乱に満ちた生涯を終えた。大和絵と漢画双方の高度な技術を完璧に修得し、どの流派にも属さない個性的な感覚に長け、後の絵師に大きな影響を与えた。
狩野派きっての知性派
九州肥前国の生まれで、京狩野の狩野山楽に16歳の頃弟子入りし、その後婿養子となる。妙心寺など京都の大寺院のための作画を多く遺した。伝統的な画題を独自の視点で再解釈し、垂直や水平、二等辺三角形を強調した理知的な幾何学構図で知られる。日本で最初の本格的な画家伝である『本朝画史』は、山雪の草稿を元に息子の狩野永納が完成させた。
重要文化財
狩野山雪
《梅花遊禽図襖》
  • 紙本金地着色
  • 四面 各184.0×94.0cm
  • 寛永8年(1631)
  • 京都・天球院
白隠慧鶴
《達磨図》
  • 紙本着色
  • 一幅 192.0×112.0cm
  • 江戸時代(18世紀)
  • 大分・萬壽寺
白隠慧鶴
奇想の起爆剤
臨済宗中興の祖と呼ばれる禅僧。駿州原宿(現在の沼津市)に生まれ、15歳のときに出家。「不立文字(言葉に頼るな)」といわれる禅宗において、白隠はおびただしい数の禅画や墨跡を遺している。職業画家ではない、仏の教えを伝える手段として描かれた一見ユーモラスで軽妙、かつ大胆な書画は、蕭白、芦雪、若冲など18世紀京都画壇・奇想の画家たちの起爆剤となった。
鈴木其一
江戸琳派の鬼才
尾形光琳に私淑した江戸琳派の祖、酒井抱一の忠実な弟子としてしばしば代作もつとめるほどだったが、師の没後は個性的な作風に傾斜していった。自然の景物を人工的に再構成する画風は、抱一の瀟洒な描写とは一線を画し、その奇想ぶりが近年急速に再評価されつつある。
初の里帰り
鈴木其一
《百鳥百獣図》
  • 絹本着色
  • 双幅 各138.0×70.7cm
  • 天保14年(1843)
  • 米国・キャサリン&トーマス・エドソンコレクション
歌川国芳
《宮本武蔵の鯨退治》
  • 大判錦絵三枚続
  • 弘化4年(1847)頃
  • 個人蔵
白隠慧鶴
幕末浮世絵七変化
江戸本銀町生れ。文政末期「通俗水滸伝豪傑百八人之壷個」シリーズで人気を博す。役者絵の国貞、風景画の広重と並び、武者絵の国芳として第一人者となった。戯画、美人画、洋風風景画にも発想の豊かな近代感覚を取り込む一方、役者絵や風刺画など、幕府の取り締まりをかいくぐり、機知に富んだ作品で庶民の支持を博した。
伊藤若冲伊藤若冲
蕭白蕭白
長澤蘆雪長澤蘆雪
又兵衛又兵衛
奇想の系譜展
奇想の系譜展
本日開室
Today Open
9:30〜17:30
混雑情報

混雑情報

三節三節
慧鶴慧鶴
其一其一
国芳国芳

Lineage of Eccentrics
The Miraculous World of Edo Painting

In 1970, now almost a half century ago, the art historian Tsuji Nobuo (born 1932) published Lineage of Eccentrics (Kiso no keifu). In that groundbreaking book, Tsuji introduced a group of painters who had never before been comprehensively featured in books or exhibitions. These artists’ pictures shared free and innovative conceptions, otherworldly visions, and an unexpected penchant for breaking the bounds of convention. Fifty years later, these painters who were once relegated to the margins of the history of Japanese painting enjoy an almost fanatical popularity among contemporary viewers, who find links to contemporary art in their innovative expressions.

This exhibition features the six artists about whom Tsuji wrote in Lineage of Eccentrics ― Iwasa Matabei, Kano Sansetsu, Ito Jakuchu, Soga Shohaku, Nagasawa Rosetsu, and Utagawa Kuniyoshi ― and adds two more, Hakuin Ekaku and Suzuki Kiitsu. Through a careful selection of masterpieces by these eight painters we aim to excite viewers already familiar with the current fame of Jakuchu, Edo painting and even the recent the “Japanese art boom,” as well as viewers who will encounter these fascinating works for the first time. In a new “Lineage of Eccentrics” seen through the eyes of contemporary viewers we hope to spotlight the incredible vision and rich imagination of Edo period painting.

  • Admission
    Tickets at the door
    Advance/Group
  • General
    ¥1,600
    ¥1,400
  • College students
    ¥1,300
    ¥1,100
  • HS students
    ¥800
    ¥600
  • Seniors 65 +
    ¥1,000
    ¥800
  • *Group discount ticket: more than 20 persons.
  • *Admission free for visitors junior high school age or younger
Venue
Tokyo Metropolitan Art Museum (Tokyo, Ueno-Park)
Exhibition Period
Saturday, February 9 – Sunday, April 7, 2019
Opening Hours
9:30 – 17:30 (until 20:00 on Fridays, March 23, 30, and April 6)
* Final admission: 30 minutes before closing
Closed
Mondays, February 12 (Open on the Mondays of February 11 and April 1)
General Inquiries
03-5777-8600(Hello Dial)
Access
  • (1) 7 min walking from JR “Ueno Station” Park Exit.
  • (2) 10 min walking from “Ueno Station” Exit 7, Tokyo Metro Ginza Line, Hibiya Line.
  • (3) 10 min walking from Keisei Line “Ueno Station”.

* No parking area, so please refrain from coming by car.

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